ここまでの流れ。
*昨日の続き
*白井ベスパ着
「Vespa 90SS」のハンドルとシートでした。残念ながらハンドルはオリジナルモンでは無い。シートの骨組みは本物かな。とにかく、こいつを使って何かをやらかそうというわけです。
「赤猿」・・・これじゃ!白井ベスパのレース車両の一台。ここ数年眠りっぱなしになっていたのですが、そろそろ起こしてやろうかと。そう、赤猿は90SSのボディを参考に「チョップ」したのです。これこの通り。
下の写真は、以前白井ベスパからの納車した90SSです。今は、仁和寺の「ワンダーカフェ」にありますよと。
vespa 90 SuperSprint
1966~71年
ベスパ90の異色モデル。ベスパ90は後に100になり日本で人気になったモデル。エンジンを整備したときに、クランクウェブがかなり肉抜きされていてちょっと感動ものでした。ハンドル形状も短く、下に少し垂れていてレーシーなポジション。ダミータンクがついていて(トランクになってる)ニーグリップもできます。伏せた時のためにダミータンクの上にはクッションまでついている。その下には縦に収められたスペアタイヤが!レーシーなモデルでもスペアタイヤがつくあたりおもしろいですね。メッキマフラーからの排気音は意外に低音でした。乗り味も下からトルクがあり乗りやすかったです。いわゆる2ストの高回転型って感じではなかったのも意外。