見てしまった。目撃してしまったのです。
「ランボルギーニ・ミウラ」
走行中のミウラなんか見たの小学校以来ではないかな?つまり30年ぐらい前?又三郎はまさにスーパーカーブームまっただ中に育ったのでミウラと遭遇した日にはあんた!ミウラと言えば、今やスーパーカーの代名詞とも言える「ミッドシップエンジン」のハシリです。車の中心に重心を置く事で操縦性をアップさせるエンジンレイアウトです。
深夜の高速道路をスーパー白井号(愛車の軽トラ)で激走中のことです。激走と言ってももちろん法定速度内です。バックミラーにヘッドライトが徐々に迫ってきました。が、何か違和感がある。そのライトの位置がやけに低かったのです。なんじゃろか?と思いながら抜かれざまにチェックしてやろうとかるーく考えてました。ライトの主は右車線に変更し、スーパー白井号に追いついた。目をやると、黒い車体で、あれ?何かヘッドライトがちょっと起きあがってきてる、、、(この辺りはミウラを知ってる人ならわかるはず)うおー!ミウラやんけー!ぶろろろーと排気音を響かせながらヌルリと抜いていく黒いミウラ!今思えばライトのマツゲがなかった気がするのでSV(白井ベスパではない)かなぁ。抜かれた瞬間に身体が反応して右に車線変更、のち、ベタ踏み。うなりを上げるスーパー白井号ではあったが、もちろんかなうはずもなく、しかも相変わらずぶろろろーとほとんど回してないエンジン音のまま見る見る遠ざかって視界から消えてしまった。ああ!せめて写真を撮っとけば良かった!でもよい子はそんな危険運転はしません。うーむ、ミウラ。乗ってみたい。