白井ベスパのモンキーブログ!!: クラッチ板とブレーキシュー

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2007/02/11

クラッチ板とブレーキシュー

 
ノーマル状態との差がわかりますか?まずクラッチ板、茶色のコルク部分にちゅうもーく。新品はこの茶色いところがつながってたりする。つながりの大小はあるが、製造過程でどうしてもつながってしまうのです。このつながってる部分は、もちろん余分なところ。ここを取り除けば、クラッチ板は喜びます。オイルがまわりやすくなる上に、放熱性も良くなります。クラッチ性能が長続きすると言うことですね。このコルク付きの円盤の間には、コルク無しの金属だけの円盤が入るのですが、これもちょろっと加工を入れます。画像は無し。そしてブレーキシューはまだわかりやすいですね。溝が掘ってあります。白井ベスパの場合は3本斜め溝。シューの両端もなだらかにしてやりましょう。さて、この溝は放熱効果もありますが、ブレーキダストをひらってくれたりもするのです。ブレーキダストは、ドラムブレーキにはかなりやっかいな問題で、ドラム内部に溜まってしまうといやなことだらけ。ブレーキ鳴きの原因になったり、ブレーキシューはおろかドラムまで傷めてしまったりします。あー怖いですねー。
白井ベスパのクラッチ交換やブレーキシュー交換では、普通の整備です。ま、ベスパ屋さんなら黙ってやってると思われ。
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