宇井陽一さんのブログに気になる記述がありました。
電子制御でタイヤのグリップを取り戻したが為に、転倒が中途半端になって引き起こした大惨事だったと思います。つまり「スライドしたリアタイヤが電子制御装置によってグリップを取り戻した」と言うことですよね。
...41Blogより
おそらくこのシステムは、加速時や減速時のスリップを電子的に制御する事を趣旨としてるはず。
しかし、GPライダーの技量を持ってすればコーナリング時に、このシステムの恩恵を受けるような走りをしていたとも想像します。
限界ギリギリまで速さを追求することは、体重移動であれ電子制御の使い方であれ、全てライダーのテクニックとも言えます。
速さを追求するシステムは、安全を追求するシステムと表裏一体だと思っていたのですが
しかし、今回の事故はその速さと安全のレベルが一致していなかった、、、
転倒レベルでのスライドに対しては制御してはいけないのではないでしょうか。
タイヤの角度によっては、電子制御が働かない必要があると思います。
(もし、すでにそうなっていたらすいません、教えてください)
転倒したバイクが、アウト側に流れていかないとすれば、ましていったんアウトに流れた後にイン側に切れ込んでくるとすれば(今回の悲劇)想像するだけで恐ろしい事態です。
最新技術とは、速さの追求とともに、その技術が引き起こす事に対する安全面も追求し、そのどちらも同レベルでの達成こそ追求すべきだと思います。
さようならシモンセリ、やすらかに。